2017年12月31日日曜日

マイルス・デイビス自叙伝風に振り返る青江好祐の2018年


みなさま、今年もお世話になりました。
ただいま新幹線が実家の岡山に着く直前、姫路を過ぎたあたりでございます。
なんとか今年も年内にかけました。
マイルス・デイビス自叙伝風の1年振り返りブログです。
思えば結構続けていて

バックナンバー

だんだん10年目が近づいてきてるんですねえ。
全部マイルス風ではないですけど、自叙伝好きとしては一年の締めくくり行事です。
今年の自叙伝は内容少し軽め、そして、やはりユースムースの事が中心になりました。

文中は全て敬称略です。こちらに少しマイルス自叙伝の引用があったので
雰囲気を感じていただけたら幸いです。


2017年も残りわずか。
みなさま、来年もよろしくお願いします。良いお年を!

ではどうぞ





まあ、聞いてくれ

2017年の年明けは、まだユースムースアヴェニューのレコーディングの真っ只中という感じだった。
2月に新しいCDを引っさげてワンマンライブをすることが決まっていたので、その最後の仕上げという感じさ。
1月中に全ての録音は終わっていたので、仕上げをコンドーに任せて
オレはその他の作業に取り掛かった。そうだ、ミュージックビデオを自分で作ることに決めていたんだ。
ROCKSHOW」のMVは、レコーディング風景を撮った素材がたんまりあったので
それほど編集には困らなかった。
そこでオレはもう一曲、「Lets Fishing」のMV編集に取り掛かることにしたのさ。

もともと「泳げたいやきくん」にインスピレーションを得て書いた曲だ。
みんなのうた風に、手書きのイラストを使った簡単なアニメーションにしたんだが
これがとてつもない労力が必要だった。
アニメーションはパソコンにとても負担がかかるんだ。
クソっ!5秒のエフェクト処理に40分くらいの待ち時間がかかっちまうんだ。
このオレでも、だ。
幸いあの頃はたっぷり時間があったからな。なんとか無事に完成したってわけだ。

2月のレコ発ライブは大盛況だった。
新旧織り交ぜたセットリストになったし、サポートのモリやヨシミもすっかりメンバーの一員という感じだった。
途中、コンドーと二人でアコースティックのコーナーを設けて
「ニコ下」という懐かしい曲をやった。
楽屋でふと思いついて、リハーサルなしで近藤と演奏してみたんだ。
2001年か2002年にコンドーとユースムースでやっていた曲で、気づくとあれから15年以上経ってたってわけさ。
客の反応も上々で、打ち上げも大いに盛り上がった。
まあ、コンドーは終電前には帰宅していて、モリが
「アオエ、これはワンマンライブの打ち上げだぜ?こんなことってあるのかい?」
と驚いていたが、まあコンドーは昔からそうさ。まったく、笑ったぜ。

とにかく、オレとコンドーにとっては2009年の解散ライブ以来のワンマンだったんだ。
この後もバンドが続いていくというのが、なんだかとても不思議だったぜ。



ユースムースアヴェニューとして新しい音源を発表したが
4月には久しぶりにソロの青江好祐としてライブをした。
いつも弾き語りで出演している「ひまわり広場で手をつなごう」の3周年を祝うライブだった。
会場はひまわりではなく、渋谷クレストというライブハウスだったので
オレは色々な友達に声をかけて、久しぶりに大所帯のバンドで行くことにした。

まずオレはドラムのクミチョーのスケジュールを押さえて
女たちのメンバーにも久々に声をかけた。
コーラスのケイティ、ピアノのアスカ、キーボードのロゼ
そして今はユースムースでもベースを弾いているヨシミだ。

ギターはレッドスネイルのマロンと、もう一人はコンドーにした。
コーラスがもう一人必要だったので、ヒヨセに頼むことにした。
現場で急遽、ひまわり広場のPAをやっているヤヒロックにも声をかけ、9人編成になった。

全員、ひまわり広場の店長のカワミチの友達だ。
ひまわり広場に出演しているミュージシャンも100人は見に来ていて、ライブはすごい盛り上がりだった。
思わずカワミチも自分の出番で上半身裸になったくらいだ。ヤツも嬉しかったんだろうよ。

後日、ヒヨセのレコーディングにロゼが参加したという話を聞いて、オレはとても嬉しかった。
女たちをオレは脱退したが、あのメンバー同士の繋がりや絆はまだ息づいているんだ。そうだろう?




5月から夏にかけてはとても忙しかった。
毎年手伝っている撮影の仕事と合わせて、吉祥寺音楽祭の司会があるからだ。
しかも去年から、吉音コンテストの司会もするようになっていたからな。
2004年に上京して以来、すっとこの町に住んでいるんだ。
オレに何かできることがあれば喜んでやるだけさ。

ユースムースアヴェニューとしても、おそらく10年ぶりくらいに吉祥寺駅北口のステージに立った。
ステージから見える街の景色は少し変わった気がしたが
まだオレたちのことを憶えていてくれる人たちがいることは、大いに励みになった。

音楽祭が終わって、フジタユウスケの現場に参加した。
春にオレが作詞を手伝った「アヴァンチュール」のベースを弾いたんだ。
ヤツとは長い付き合いだが、楽器を持ってレコーディングに加わったのはこれが初めてだ。
他の参加メンバーはそうそうたる顔ぶれだったからな。さすがのオレも少しナーバスになっていた。
無事に録り終えた時はホッとしたぜ。


8月はツアーに出た。京都、高松、大阪を回る短いツアーだったが色々と実りのある旅になった。
はいからさんのチカダと一緒に回ったが、ヤツもユースムースとは10年以上の付き合いなので
そりゃあ楽しいツアーだった。
チカダはいつだって友好的なムードを出しているヤツだからな。
初日は京都でヤマダアキヨシのイベントだったが、チカダがギター1本で会場の空気を熱くさせるのを見て
オレは感動し、このツアーが良いものになると確信した。

会場によってはバンドで大きい音を出すことが難しかったので
オレはチカダにアコースティックギターを借り、モリはカホンというパーカッションを演奏することにした。
だが、コンドーはエレキだったので、ヤツだけはずっと大音量のままだった。
オレは特に問題なかったが、モリのカホンは直に手で叩くから、エレキの音量に対抗するには相当な負担がかかるんだ。
ある時、モリが
「アオエ、このままじゃオレのウデがバラバラになっちまうぜ」
と言ったんだ。まったく、笑ったぜ。
モリの腕はバラバラになることはなく、最後までキッチリ叩ききっていたがな、ドラム以外もできる素晴らしいプレイヤーだ。


高松はもともと1日しかライブを予定していなかったが、前日の夜にも
急遽演奏することになった。
カタヤマ、ヤマギ、キズヒコの3人のツアーのオープニングアクトさ。
この3人はそれぞれ別々のバンドのボーカルだが、ユースムースでも昔何度か対バンしていた。
バンドを解散した時は、もうヤツらと共演することはないと思っていたからな。嬉しかったぜ。
無事ライブを終え、俺たちは美味い酒にありついたってわけだ。

各地で待っていてくれる人がいるのは本当にありがたいんだ。
大阪でも、古い仲間が訪ねて来てくれたり、とてもいい夜になった。
オレとコンドーがバンドを結成した2000年から17年。歳をとるのも悪くはないと思ったぜ。



ツアーから帰り、フジタユウスケのミュージックビデオの製作をした。

あれはたしか、社長のタカタクからのオファーだったが
「昔のレーザーカラオケみたいなチープなイメージで作れないか」
と言われた。
チープな感じはオレの得意とするところだったから、二つ返事でオッケーをした。
まあ、ビデオに登場する女装したオレはゴージャスだったがな。

ビデオに登場する、オレが演じたフジタユウスケの熱烈なファンのツイッターアカウントも作り
現実と虚構の入り混じった取り組みになった。
ほとんどがタカタクのアイデアだったが、ユウスケのファンたちも喜んでくれたみたいだったぜ。


夏から秋にかけて、ユースムースはアコースティック編成でライブをする事が増えた。
試行錯誤した結果、オレだけではなくコンドーもアコースティックギターを引く事になった。
この方が、全体のサウンドが優しくなり
よりコーラスが客にもオレたちにも聴こえやすくなるってわけだ。
色々とアレンジにも凝り始め、「ROCKSHOW」なんかはすでにレコーディング当時とは大きく演奏が変わっていった。
ムードもとてもリラックスしていて、この感覚をエレクトリックなバンドにも生かす事ができれば、
もっとバンドは良くなるとオレは思っている。


10月には、自分の誕生日ライブを企画した。
場所は高田馬場ディグライトで、そこで出会ったイクミと共演したんだ。
イクミはオレと生年月日がまったく同じで、面白いのでそれぞれ男装、女装でやろうということになった。
ライブは大いに盛り上がったが、オレは開場から打ち上げまでドレスを着続けたせいで風邪を引いちまったぜ。クソっ!


そうこうしている間にも、オレはコンドーとユースムースの次のレコーディング用の曲作りを進めていた。
最近はお互いの曲に色々と手を入れる作業も増えている。そうだ、共作だ。
昔のオレたちも曲作りに関して互いに相談することはあったが、結局最後は自分で仕上げてしまう形がほとんどだった。

「はじまるミステリーツアー」のように、今回もコンドーがメインで書いてきた曲もある。
曲調はジョージ・ハリスンで、歌詞のテーマが甘いもの、つまりスイーツだ。
ヤツは酒や女よりも甘い物に目がないことは知っていたが
「ヘイ、コンドー、このままじゃあメロディーが糖尿になっちまうぜ」
とオレはヤツに伝え、歌詞やメロディに苦味や渋味を足してやった。

オレがある日「ジャノメ」という書きかけの曲をコンドーに聴かせた時だ。
「この曲はスティングやポリスみたいなイメージなんだ」
とオレが伝えたところ、ヤツは複雑なドラムの打ち込みを作り、さらには「ロクサーヌ」みたいな
コードを足してサビの最後のフックを見事に作りやがった。
あとは二人でリフレインと対位法になる部分のメロディを一緒に考え、なかなかに強力な曲になったのさ。


まだ試行錯誤の段階だが、互いに補い合う作業は価値があることだ。
もちろんオレやコンドー一人でも良い曲を書くことはできるが、
それではバンドとして進歩していく事ができない。そうだろう?



ユースムースのライブ納めは12月の吉祥寺プラネットKだった。
アコースティック編成だったが、もうかなり慣れたものだった。
オレがウクレレ、そしてコンドーがマンドリンという、新たな楽器も持ち込んだ実験的なライブになった。
新曲の「ジャノメ」も、アコースティックだったが試す事ができて、オレたちは無事にこの2017年を乗り切ったってわけさ。



曲を書くペースは年々落ちてきているかもしれないが、それを補う今までの経験や、仲間たちに恵まれている。
体力も昔の8割くらいのイメージだが、力の抜き方を覚えた。

いつまでできるのかは誰にもわからない。いつまで生きているのかわからないのと一緒だ。
だが、今目の前には十数曲の作りかけの素晴らしい曲がある。
オレの書いた曲もあれば、コンドーと書いた曲もある。
これを完成させるまでは、やめられるわけがない。そうだろう?

とにかく、進んでいくんだ。たまに休んでもな。

じゃあ、またな。




2018年のライブ予定


こんばんは。青江でございます。
年末になって、色々と追い立てられるこの先延ばし癖
もう37年間どうにもならなかったのでどうにもならないんだと思います。
2018年3月までのライブスケジュールをまとめました。
簡単な解説も入れていきます。
チケット予約やお問い合わせはaoesongs@yahoo.co.jpまでお気軽にどうぞ!
全て青江が見て返信させていただきます。

ではどうぞー



1月15日(月)
「ロンドン田中生誕祭」

開場18:30 開演19:00
前売り 2200円  当日 2700円 (ドリンク代別)

出演
田中葬儀店/玉梶かずや(ゼーゼーハーハー)/D-Brothers/さきっちょマッカートニー
and more


この日はプラK店長、ロンドン田中君の誕生日イベントです。
僕は「さきっちょマッカートニー」という、品のないビートルズみたいなバンドで出ます。
僕らのライブだけR15指定な感じですが、きっと楽しめるイベントになると思います。




1月18日(木)
「maymay生誕祭2018 〜華麗なる前々夜祭」

開場19:20 開演19:40
前売り 1500円  当日 2000円 (ドリンク代別)

出演
maymayと華麗なる紳士淑女たち
Guest:剃毛&また生えてくる
and more


ここ数年、毎年出ている渋谷HOMEのブッキング担当maymayことイガラシサツキ嬢の誕生日関係のイベント。
僕は近藤君と「剃毛&また生えてくる」というアコースティックユニットで出演します。
基本的にビートルズや諸々のカバーが中心です。
イガラシさんは、僕の面白パフォーマンスの芸風に多大なる影響を与えた人なので
とてもエンターテインメントな夜になるでしょう。



1月21日(日)
maymay×YOSHIMI生誕祭
「良き日、美しき日」

※お昼のイベントです
開場12:00 開演12:30
前売・当日 2500円 (ドリンク代別)

出演
Matilda/むさしのこまち/ユースムースアヴェニュー/vojo
DJ&MC maymay


古くは青江好祐と女たち、今はユースムースアヴェニューでベースを弾いてくれてるYOSHIMI嬢の誕生日イベント。
まだ形態は決まっていませんが、ユースムースアヴェニューで出演します。
あと、硬派な爆音ロックバンド「vojo」でもボーカルとしてロッキンなパフォーマンスを
繰り広げます。
明るいうちからクタクタになる青江をぜひ見にきてください。




1月26日(金)
玉梶かずやpresents
『binta!!band!!binta!!』vol.2~井の頭沿線の匂いがする酒と泪と男と女編~」

開場18:30 開演19:00
前売り 2000円  当日 2500円 (ドリンク代別)

出演
玉梶かずや(ゼーゼーハーハー)/The mammy rows/近田崇仁(はいからさん)
青江好祐(ユースムースアヴェニュー)
Opening Act:松本浩太

2017年すっかり仲良くしてもらった、ゼーゼーハーハーの玉梶君のイベントです。
青江は弾き語りで出演します。
共演者も友達ばかり。2018年の弾き語り始めとして最高の環境です。


2月19日(月)
Planet K 17Th Anniversary
「FREE PLANET SPECIAL」

開場18:30 開演19:00
チケット無料(受付で2ドリンク代1000円必要)

出演
ウラニーノ/ゼーゼーハーハー/銀幕一楼とTMECAFE/ユースムースアヴェニュー
ワタナベタカシ

お世話になっている青江のホームグラウンド、プラネットKの17周年月間。
チケット無料の、いわゆるフリーライブです。ドリンク代はかかります。
これまた共演のメンツは知っている人ばかり。
個人的には、ウラニーノで弾いてるハルカさんは昔ユースムースでもお世話になったので
再結成したバンドを見せられるのが楽しみです。


3月4日(日)
ステシュラと仲間たちの不定期「宴」奏会
「Band On The Rocks vol.8」

開場19:30 開演20:30
投げ銭ライブ(要ドリンクオーダー)

出演
ステシュラ
Guest:ユースムースアヴェニュー


お世話になってる先輩バンド「ステシュラ」のイベントに呼んでもらいました。
ゲスト、となってますがガッツリ2マンライブです。
digkightはライブバーなので、普段のライブハウスとはまた違った臨場感で
お楽しみいただけると思います。



と、こんな感じで春先まで駆け抜けていきます。
よろしくお願いしまーす!!!

2017年9月19日火曜日

8月を振り返る


ご無沙汰してます、青江でございます。

8月、関西へツアーに行ってきました。
少し振り返ってみたいと思います。

写真は、関係者Twitterから拝借しました。すまんです。

8月13日。朝早くに東京を出まして、初日の京都RAGへ。

このツアーはかれこれ知り合って12年ほどの友達
はいからさんのボーカル、近田君と一緒だったのですが
彼のおかげで車中は終始笑いの絶えない感じでした。
途中で少し渋滞にひっかかったものの、しりとりやクイズで乗り切り京都in。

東京でお世話になっている山田明義パイセンの4DAYSイベントの最終日。
1曲目の2音目くらいで僕のギターの弦が切れるというハプニングもありましたが
なんとか無事に乗り越え、素敵なツアーのスタートになりました。
温かいお客さん、RAG、山田氏をはじめとする共演の皆様に感謝です。


近田君は弾き語りでトップバッターの出演でしたが
見事に会場を沸かしていて、今思えばこの時の幸福なムードがツアー中ずっと
続いていた気がします。




RAGでお久しぶりの皆様、東京でもよく会う皆様との打ち上げを経て
山田実家に泊めてもらい、さらに宴会を経て翌日14日は高松ラフハウスへ

本当はこの日は移動だけの予定でしたが
「三つ巴珍道中」のオープニングゲストとしての出演がけっこうギリギリに決まったのでした。

「三つ巴珍道中」とは
片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティーの片山君
ウラニーノの山岸君
ザ・キャプテンズの傷彦様

というボーカル3人によるアコースティックツアーなのですが
この3バンドとも、ユースムースで10年くらい前に何度か対バンしたことがあり
またそれぞれに思い出深いやりとりがあったりして
青江的に、ユースムース解散後も常に心の片隅にあった3人でした。

セッションにも混ぜてもらったり、ライブは楽しく終了。
本編終了後に、「おかわり」的にまったりとそれぞれに歌うアフターライブ
みたいなのがあったのですが
そこでも色々面白おかしくやらせてもらって楽しかったです。
最終的には僕と片山君がフリースタイルラップバトルを繰り広げ(僕のはラップというより長文の駄洒落でしたが)
傷彦様が「ケンカはやめて!!」と止めに入るシーンがハイライトでした。
三つ巴のお三方のショーマンシップの高さに改めて脱帽です。



おかわりライブ終了後はユースムースチームと片山君でしっぽり飲みました。
「作詞に煮詰まって、下北沢のお祭りに連れていってもらった事がある」
「おれもや!!」
という相弟子的やりとりに、10年前がフラッシュバックしてしんみりしました。


そして翌15日は我々の本番。2日連続の高松ラフハウス。

ここには音楽の神様がいると、フジタユウスケ君に連れてきてもらってから
年に一度は必ず来るようにしてますが
この日も、やっぱりいましたね。神様。

演奏してて、マスターの今城さんの嬉しそうにしてる顔が目に入るとテンションがあがります(笑)



この日は近田君との2マンだったので、近田君の伴奏も数曲ユースムースでやりました。

3日目、3本目のライブでしたが
疲れをまったく感じる事無く楽しく終了。
足を運んでくれる皆様のおかげです。ありがとうございます。

今城さんが「ハニームーン」を褒めてくれてて、ホッとしました。
僕のソロを沢山褒めてくれた人が、ユースムースの曲を気に入ってくれるのは
特別嬉しいものがあります。


打ち上げでビートルズ談義を繰り広げつつ、最後はドラム森さんのナビで
おいしいラーメンを食べて終了。


翌16日は大阪、酔夏男へ。

ここでも昔から僕らを知ってくれてるお客さんや
最近僕らを知ってくれたお客さんのおかげで楽しいライブができました。

ユースムースアヴェニューは大学時代に大阪で結成したバンドなのですが
軽音学部の後輩が見に来てくれてて、色々と時の流れを噛み締めたり
続けていく事の大変さやありがたさを少し考えたりしました。
打ち上げで飲み始めた瞬間に忘れましたが(笑)

でも見に来てくれた皆様への感謝は忘れてませんのでご安心を。
ありがとうございました!





というわけで翌17日はのんびりと東京へと帰ったのでした。

うーむ、ここまで書いてけっこう長くなりましたね。
31日にひまわり広場、9月9日に吉祥寺スカラベとツアー気分はまだ続きますが
続きはまた後日。
なるべく日を空けずにかきます。
…たぶん(笑)


ユースムースの次回ライブは新代田クロッシングでアコースティック編成です。
先日、イベントに出演してもらったゼーゼーハーハーの玉ちゃん、
そして数年前に一緒にツアーを回ったことのある松本浩太君とご一緒します!

【9/22(金)新代田crossing】 「C.A.M.P」 open18:30/start19:00 chage¥2,000(+1オーダー) 出演:玉梶かずや/松本浩太/ユースムースアヴェニューユースムースアヴェニューは19:50より出演予定です。

ご予約、お問い合わせはaoesongs@yahoo.co.jpまでお気軽によろしくお願いします!


その後のライブは
10月7日(土)高田馬場diglightにて青江ソロライブ(バンド編成)
投げ銭ライブなので、飲み代だけでご覧頂けます。
僕と同じ生年月日の唄うたいのikumiさんと、合同お誕生日ライブでございます。




10月15日(日)川崎セルビアンナイトにてユースムースアヴェニュー




10月23日(月)は吉祥寺プラネットKにてユースムースアヴェニュー
この日は月曜ですが、3マンで少し長めに演奏できそうです。
ユースムースはトリなので、みなさまぜひぜひ。
詳細はまた後日!



2017年8月4日金曜日

8月のツアー、ライブのお知らせです!


こんばんは、すっかりこちらのブログはご無沙汰でした。青江です。
今、ユースムースアアヴェニューの簡単なホームページを作っているんですけど
なかなか慣れない作業なので、頭痛いです。
なかなか完成のめどが立たないので、こちらのブログでツアー諸々のライブのお知らせをしますね。


ユースムースアベニュー1年ぶりのツアーが迫って参りました。
今回はバンド「はいからさん」のボーカルの近田君と一緒に行きます。
彼とはかれこれ13年くらいの付き合いなので、楽しい旅になりそうです。

まずはざざっと3カ所の日程と詳細を載せますね。

○8月13日(日)※バンド編成での出演
京都 Live Spot RAG
「夏唄盆祭 BON ROCK FES 2017-KYOTO DAY4」
http://akiyoshi.me/bonrockfes/index.html
開場18:00 /開演9:00
前売り2300円/当日2800円(ドリンク別)
出演
ステシュラ/近田崇仁(はいからさん)/HANA's Organ Quartet/ユースムースアヴェニュー


○8月15日(火)※アコースティック編成での出演
高松RUFFHOUSE
ユースムースアヴェニューpresents
「はちがつミステリーツアー〜高松編〜」
開場19:00 /開演19:30
前売り2300円/当日2800円(1オーダー別途)
チケット予約サイト https://tiget.net/events/13215
出演
ユースムースアヴェニュー/近田崇仁(はいからさん)


○8月16日(水)アコースティック編成での出演
大阪酔夏男
れれれ
開場18:30/開演19:00 
前売り2500円/当日2500円(1ドリンク別)
出演
ユースムースアヴェニュー/近田崇仁(はいからさん)/高橋レオ/和製ケビン




13日京都は、音源「はじまるミステリーツアー」のCD盤面のデザインでもお世話になりました
山田明義氏のイベント。
RAGに出演させてもらうのは去年の1月とかそれ以来ですかね。
ユースムースとしては初出演です。
この3カ所唯一の、バンドスタイルでガツーンと楽しみたいと思います。


そして15日の高松、16日の大阪は
先日の新代田で初披露だった、アコギ、エレキ、ベース、カホンのアコースティックスタイルです。
共演の近田君のステージでも数曲一緒に演奏する予定です。

15日高松ラフハウスは、青江ソロや青江好祐と女たちでもお世話になっているライブハウスです。
ライブバーなんですけど、その音量や雰囲気、
場所に宿る音楽の魔力はまぎれもないライブハウス。
いつも素敵な夜になるので、今回も楽しみです。

前日の14日は高松への移動日だったんですけど、なんと友達のライブへのゲスト出演が急遽決定しました。
キャプテンズの傷彦様、片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンロールパーティの片山君
そしてウラニーノの山岸君の「三つ巴珍道中2017」にちょろりと混ぜてもらえるみたいです。ありがたや。
場所は同じ高松ラフハウス。
詳細はこちらの三つ巴珍道中Twitterをごらんくださいませ。


16日は久しぶりの大阪、酔夏男。ヨカニセ、と読みます。
バンド結成の地が大阪だったユースムースアヴェニュー
その大阪でライブをするのは、2009年の解散イベント以来ですね。
関西ライブの〆にふさわしい演奏になるのでは、と思います。

ちなみに、ツアーの宿泊先の手配は僕がやっているんですけど
大阪のホテル、近藤君と近田君の二人の部屋がセミダブルベッドのシングルルームという事は
まだ本人達には言ってません(笑)
そのほうが割安だったので…


と、そんな感じでお送りするその名も「はちがつミステリーツアー」
去年は再結成前、同じメンバーで、フジタユウスケ君と一緒に数カ所回らせてせてもらいましたが
サポートメンバーの森さん、YOSHIMIさんの尽力もあり
よりバンドっぽくなった我々をお見せ、お聴かせできるのではと思います。


東京に戻ってからはさらに2本!

○8月30日(水)
明治神宮前 ひまわり広場で手をつなごう
「サウンドトラック」open 18:45/start 19:00前売:\2,300/当日:\2,800(1drink別)出演:ユースムースアヴェニュー/近田崇仁/砂野安里/西山リョウ

こちらもツアーに引き続き近田君と一緒なので
ツアーファイナルっぽい気持ちになる予感。
編成は、高松、大阪と同じアコースティック編成です。


○9月9日(土)
吉祥寺SCARAB
From Benten to You Vol.2open 18:00/start 19:00チケット:2000円(プラス1オーダー)
出演  ねこカフェ/ゼーゼーハーハー/ユースムースアヴェニュー


この日はユースムースアヴェニューの企画ライブ。
雰囲気や意気込みはこちらの動画を↓










お問い合わせやご予約はaoesongs@yahoo.co.jpまでよろしくお願いします。








2017年3月8日水曜日

ひまわり広場の3周年とわたくし


おはようございます。青江です。
早めに寝たら明け方に目が覚めましたです。今日はライブ。


3月8日(水)
ひまわり広場で手をつなごう 3rd anniversary event!!!
「サウンドトラック」
open 18:45/start 19:00
前売:¥2,500/当日:¥3,000(1drink別)
出演:青江好祐/アカリノート/坂入健太/近田崇仁/遠藤健史


久しぶりに一人きりの弾き語りです。去年から何かとバンドでしたので。
このひまわり広場で手をつなごう、というハコにはオープン当時からお世話になってます。

店長の川道君はもともとバンドマンで、知り合ったのはかれこれ10年くらい前。
僕も川道君もそれぞれ同世代でバンドのボーカルとして活動してまして
「いい曲書くなー」
とか思ってたんですけど、ある時川道君はすっぱりとバンドを引退し
この「ひまわり広場で手をつなごう」をカタチにするための修行を始めたのです。

川道君、物腰は柔らかく女子力高めですが
こうと決めたらこう、みたいな男らしさがあって、僕は頭があがりません。
ライブの清算の時は、いつもなんだかビクビクしてしまいます(笑)

そんな青江に、3周年のファイナルイベントでお声がかかりました。


4月2日(日)渋谷TUTAYA O-Crest
「ひまわり広場で手をつなごう 3rd anniversary event Final!!!」
開場 17:30  開演 18:00
前売り2500   当日3000 (ドリンク代別)

出演 川道洋之/青江好祐と(川道店長と共通の)友人たち/Puca/氏家麻衣/saika


ひまわり広場の周年イベントですが、会場は渋谷クレストですのでお間違え無く


僕は青江ソロバンドで出演です。
青江好祐と(川道店長と共通の)友人たち
と銘打ったバンドのメンバーは

ボーカル 青江好祐(ユースムースアヴェニュー、vojo)
ギター  近藤光史ユースムースアヴェニューザ・シャローナ
ギター  MALLON(THE LED SNAIL
ピアノ  杉山飛鳥
ベース  YOSHIMIBITTER BOOTSMatilda
ドラム  田中組長
コーラス ケイティ(BITTER BOOTS
     ひよせ



という、僕のソロ関係で一緒に演奏してくれた人や
ひまわり広場にゆかりの深い人たちです。
演奏する曲は「ハーバー・ライトウーマン」や「この胸の呼び鈴を鳴らしたのはあなた」
「ゲンズブール・シンドローム」
などなど、僕のソロ2nd「Aoe in blue」からの曲を中心にお届けします。
豪華メンバーで、ひまわり広場の3周年をお祝いしたいと思います。

本日のひまわり広場弾き語りも合わせて、チケット予約、お問い合わせは
aoesongs@yahoo.co.jpまでお気軽によろしくお願いします。

11日には吉祥寺でユースムースアヴェニューのライブもありますので

3月11日 土曜日 
吉祥寺SCARAB(http://scarab.0927.tokyo「From Benten to You Vol.1」open 18:00 start 19:00チケット:2000円(プラス1オーダー)出演Tessy with Color's/TOACH/ユースムースアヴェニュー




ブログ、書いたら書いたで告知ばかりになってしまってすみません。
もっとつらつらと思った事を書いたりしたいんですけどね
ここ数年、どうもアウトプットの回路がバカになってるみたいであんまり言葉が出てこないんす。




2017年2月27日月曜日

ワンマンライブありがとうございました



こんばんは。ブログは久々、の青江です。

24日、吉祥寺プラネットKで開催しましたユースムースの8年ぶりワンマンライブ
沢山のご来場ありがとうございました!

セットリストはこんな感じ

1.はじまるミステリーツアー
2.ガールズへブン
3.アナログ貧乏

-MC-

4.Let's Fishing
5.余韻ランドリー
6.トゥー・ヴァージンズ

-MC-

7.Lady Madonna(カバー)
8.恋のつづき

~アコースティック~
9.Baby's in Black(カバー)
10.ニコ下
11.ブラジャー&シスター

-MC-

12.ロックショウ
13.スーパーソングライター

-MC-

14.ハニームーン
15.色と男

~アンコール~
16.れでぃすあんどじぇんとるめん
17.伊豆の魔法使い



昔の曲で、他にも色々とやりたい曲はありましたが、今回は新譜曲とのバランスを
考えてこんな感じでした。

過去曲はまた今後のライブで小出しにしていこうと思います。
10年前の曲とかになると、演奏をすっかり忘れているので新曲みたいな気持ちになります(笑)

今回は2回目のワンマンにして、新譜「Hagimal Mystery Tour」のレコ発ライブ。
沢山の方に購入頂きました。ありがとうございます。ご愛聴頂けると嬉しいです。



去年の9月に復活したユースムースアヴェニュー
MCでも言ったかも知れませんが、思ってた以上にハイペースで活動できました。
毎月のライブに、6曲入りミニアルバムの制作。
録音、ミックスは全て近藤君で、MVや告知映像などの動画関係は全て僕。

2人で運営していける範囲としては、課題は残る部分もありますが、まあ頑張ったなあと。

僕と近藤君は、もともと趣味が合うタイプではなくて。
二人きりで語り合う、なんてことも滅多に無い。
まあ彼はそんなに進んでお酒を飲むタイプではないですしね。打ち上げも終電で帰ってたし(笑)

しかし音楽の中身の話になると、とても信頼のおけるパートナーです。
上手く表現するのが難しいですが、塩梅というか加減がほとんど一緒。
18歳で知り合って、その後の音楽的な経験をほとんど共有しているわけですからね。
そんなパートナーがいる事はとてもありがたいのです。
話が大きくなりますが、ジョン・レノンも本当はポール・マッカートニーと
また一緒にビートルズをやりたかったはずなのです。
ただ、あまりにも大きくなったビジネスとそれぞれの家族の軋轢で叶わないまま
80年に40歳の若さで凶弾に倒れました。

ユースムースアヴェニューは、特に大きなビジネスや家族の軋轢がなかった(笑)
しかもお互いまだ元気に音楽をやれていたので、こういう形でまた一緒にやれたのです。

支えてくれるサポートメンバーにも感謝です。

ベース YOSIMI
ドラム 森芳樹

そしてなにより、お客様。
10年前から僕らを応援し続けてくれてた人、ソロ時代に僕らを知ってくれた人
長い事ライブに行ってなかったけど、久々に見に来てくれた人
沢山の人に感謝です。ありがとうございます。

初ワンマンは解散ライブだったので
なんとなくワンマンを終えたあともバンドが続いていくのが不思議な感じ(笑)
今後もぼちぼちと応援して頂けたら幸せです。


次回は3月8日に青江ソロ弾き語り、11日にユースムースライブです。


3月8日(水)
明治神宮前ひまわり広場で手をつなごう 「サウンドトラック」open 18:45/start 19:00前売:¥2,500/当日:¥3,000(1drink別)出演:青江好祐/アカリノート/坂入健太/近田崇仁/遠藤健史



3月11日 土曜日
吉祥寺SCARAB(http://scarab.0927.tokyo
「From Benten to You Vol.1」
open 18:00 start 19:00
チケット:2000円(プラス1オーダー)
出演
Tessy with Color's/TOACH/ユースムースアヴェニュー
青江が吉祥寺音楽祭でお世話になってます、本多”Tessy”徹至さんのお店、SCARABでのライブです。
徹至さんのバンドと、これまた音楽祭がらみで知り合いましたリンちゃんがボーカルのTOACHと共演です。
ユースムースの出番はトリで、少し眺めに演奏します。
座ってゆったりとライブを楽しんで頂けるお店ですので
どうか最初から最後まで食べて飲んで、楽しんで頂けたらと思います。


チケット予約、お問い合わせはaoesongs@yahoo.co.jpまでお気軽に。
お待ちしておりまーす。






2016年12月31日土曜日

マイルス・デイビス自叙伝風に振り返る2016年


今年もみなさま、お世話になりました。
毎年したためてます、1年間を振り返る自叙伝風ブログです。
今年もジャズの帝王、マイルス・デイビス自叙伝風にしました。

まあ今年はなんといってもユースムースアヴェニュー再結成。
それにつきるかと思うので、ほぼ再結成への過程を書いたものになってしまいました。

マイルス自叙伝にならって、敬称略
さらには色々と誇張した表現も多々ありますので、暖かい目で見て頂けると幸いです。

ではでは、来年もよろしくお願いします。
良いお年を!



青江好祐







まあ聞いてくれ

2015年末にオレは青江好祐と女たちを脱退した。
様々な人間が引き留めたり、残念がってくれたりしたが
これはもうどうしようもないことだった。
とにかく前に進んでいくようにしないと、このオレでさえ
目の前が暗くなっていくような感覚を覚えたほどだ。

2016年のスタートは、アキヨシ、アカネとの関西ツアーだった。
アカネの演奏のサポートはもちろんだが、オレのメインはコンドウとのライブだ。

剃毛&また生えてくるというユニット名でバンド解散以来たまにステージをやっていたが、
コンドウは関西にあまり足を運んでいない様子だったので、声をかけたというわけさ。
ツアーは盛況だった。いささか飲み過ぎたがな。
1月末で夜はそうとう寒かったが、アルコールを摂取しすぎたせいで、夜中に信じられない冷や汗をかいて目が覚めたほどだった。
東京に来た頃は全く飲めなかったこのオレが、だ。
まったく、笑ったぜ。
そんな状態のツアーだったが、各地で失笑と絶賛を巻き起こしながら、またコンドウとバンドを再結成したらどうかという意見もチラホラと耳に入ってきていた。

たしかにオレとコンドウのチームワークは、長い時を経て再び固いものになりつつあるのを感じてはいた。
だが安易にやり直すなんて、まったくクリエイティブではないとオレは思っていた。そうだろう?

ツアー後、少し経って3月の頭に再び剃毛&また生えてくるでライブをやった。

渋谷のひまわり広場という、友人のカワミチがやっているハコだ。
2周年記念のイベントだったが、最初はコンドウとユースムースアヴェニューを復活して出演してほしいと言われていた。
だが、オレとコンドウがいれば名前はなんであれサウンドとハーモニーは変わらない。
結局、剃毛としてステージに立つことになった。
客は受付で誰を見に来たか言わないといけないシステムになっているので、客は恥ずかしそうにしていたが、
オレ達の演奏にカワミチも満足してくれたようだぜ。

その頃、実は何度かコンドウとスタジオには入っていた。
遊びの延長で、剃毛&また生えてくるでやっているカバー曲をバンドで演奏してみようという話になったんだ。
コーラスパートがもう一つ必要だったので、ベースは女たちのヨシミを呼んだ。彼女はベースプレイはもちろんだが、正確な音程でコーラスを歌える貴重なプレイヤーだ。

ドラムをどうするか迷ったが、今まで一度も一緒にやったことがないプレイヤーがいいと思い、モリに声をかけた。
モリはまだ俺たちが大阪で活動していた頃に知り合ったドラマーで、その頃ヤツはサザンハリケーンというバンドをやっていた。

少し先輩だが、ヤツらは信じられないサウンドで、俺たちが上京する頃にはメジャーな活動を繰り広げていた。
残念ながらバンドは解散してしまったが、その後もたまにライブハウスで見かけて話をすることはあった。
ドラムからパーカッションまでこなす、素晴らしいドラマーだ・

そんな風にサポートメンバーの二人が集まり、何度かスタジオに入ったが
ユースムースをやるつもりではなかった。
ただあくまで、青江好祐の次のソロ活動の形を模索していたんだ。

だが、ふと思った。
オレもコンドウも上京して12年たつが、
未だ故郷にも帰らず演奏を続けている。二人ともいつまでも元気にやってる保証はない、そうだろう?
再び始める時が来たんじゃないか、オレはそう思い始めていた。
そうして、オレはソロではなく
コンドウと再びバンドを始める決意を固めた。

3月末にコンドウの弾き語りを聴きに行った時、打ち上げでヤツにこう言った
「ユースムースではない新しいバンドを立ち上げる。メンバーでギターを弾いてみないか。イマイチだったら気にせず辞めればいい」
わかるだろう?サポートメンバーなら頼みやすいが、メンバーとして組むなら話は別だ。
オレは断られることを心配し、予防線をはったってわけだ。
チクショー、なんてこった。
だがヤツは快諾してくれ、バンド名は後日決めようという話になった。



俺は最近映像の編集にも凝っているが、
4月の頭に、コンドウのソロバンド、近藤光史とメガネーズのライブの撮影に行った。
そこで改めてやつの新曲「はじまるミステリーツアー」を聴いたんだ。

キーはAだが4度ずつ下がるコードや、内声が半音づつ四回下がる進行
これは、バンドの頃のオレたちがやろうとしていたサウンドそのものだった。
どちらかと言えばオレの得意分野だったが、いつの間にかコンドウもそいつをモノにしてたってわけだ。


後日コンドウに、色々考えたがバンド名はユースムースアヴェニュー以外無いと思うと伝えた。
ヤツも同じ事を思ったようだぜ。


そうして、バンドを再結成する事を決めたオレたちは
いつ正式に始めても良いように、夏に岡山と高松に行く計画を立てた。
まずはアオエの故郷でライブってわけさ。
高松ラフハウスにも1月にコンドウを連れて行ったばかりだったので
あの素晴らしい雰囲気がバンドを後押ししてくれそうな気がしたんだ。

吉祥寺プラネットKでフジタユウスケにばったり会ったとき、バンドを再結成してツアーに出るという話をしたら
「ヘイ、アオエ。オレを置いてツアーに行くのはないんじゃないのかい?」
と笑ってやがる。
まったく、まいったぜ。
結局は京都、ファイナルの東京含めての4ヶ所をユウスケと回るツアーになった。

ツアー用に新曲が必要だったので、去年末に書いた新曲、ハニームーンを録音した。
一度女たちで演奏していたが、この曲にはコンドウのギターサウンドが合うのはわかっていたからな。
オレたちはまずガイドになるデモを録音してから、各楽器をどんどん本テイクに差し替えていく方法をとっているが、
時間がなかったので、モリがドラムを録音する時にはコンドウのギターとオレの歌しか入っていない状態だった。
かなり苦戦していたようだが、結果的には信じられないほどいい演奏になった。

自分探しの旅、と銘打ったツアーで、最後にユースムースを再結成するつもりだったが
旅の途中でももちろん葛藤はあった。
あんなに素晴らしかった青江好祐と女たちを辞めたオレが、古巣に戻ることは本当にクリエイティブなのか?と、さすがのオレも弱気になっていた。

ツアー最終日前に、SNSで再結成を発表したが、思った以上に沢山の人間が喜んでくれた。
ライブも無事終わり、ついにオレは再びユースムースアヴェニューの一員になったってわけだ。

夏の終わりから秋にかけて何本かライブをやり、オレたちは新曲の準備に取りかかった。

ツアーで演奏した「恋のつづき」と「Let’s Fishing」
そして去年末に作ったデモの中から1曲だ。

とはいえ、オレの創造力は酒のせいでかなり落ち込んでいた。
ミニアルバムにするつもりだが、リード曲になるものがない。

4月に聴いた「はじまるミステリーツアー」のサウンドが忘れられなかったので、コンドウにアルバムに入れようと話をした。
最初はやつも考え込んでいたが、結局は録音に同意してくれた。
歌詞がいくつか固まっていなかったので、オレが少しアイデアを出した。
これは過去には無かった事だ。二人が協力し合うことなんてな。
「オレは最高の曲を書く、お前は黙ってギターを弾いてやがれ」
これが当時のオレだったのさ。

デモ録音を終え、モリのドラムを録音した。
ヤツは腕が立つ事はもちろんだが、ドラムキットもそれは素晴らしいものを所有している。
コントロールルームにスネアを5、6個並べて
「さあ、どれがいい?」
とニヤついてやがる。まったく、あれには笑ったぜ。

一日かけて、モリのおかげで最高のドラムが録音できた。
そのレコーディングは今も進めている。来年の頭には完成するだろう。


12月にはシュノーケルとの2マンライブがあった。
ボーカルのニシムラが最近になってビートルズに興味を持っていると聞き、それに絡めたイベントをやったんだ。
ビートルズカバーのセッションも上手くいき、それはすごい熱気だったぜ。
夏のツアーからまだ3ヶ月ほどだが、サポートの二人も含めて、どんどんバンドらしくなっていっている手応えを感じていた。

そのすぐ後に、フジタユウスケのワンマンにもコンドウとゲスト参加をした。
ゲストと言っても、気がつけば10曲ほどを演奏していたがな。
ユウスケが前々からやりたがってたアカペラをはじめとした、コーラスがメインの楽曲だ。
他に参加していたカナメもキョンピーも、全員がハーモニーを合わせることに集中した良いライブだった。


そんな中、同世代のミュージシャンの訃報を聞いた。
オレは一度か二度ほど対バンした程度で、会えば挨拶をするがそこまで
親密な仲ではなかった。
だがそいつのサウンドは素晴らしく、色々な人間に
「ヤツは天才だ」
と聴かせてまわってたほどだ。
まだまだこれから素晴らしい曲を生み出そうというときだったのに、本当に残念だ。
だが、いつまで生きていられるかなんて誰にもわからないんだ、そうだろう?
明日はオレかもしれないし、コンドウかもしれない。
とにかくミュージシャンは生きている限り良い演奏や作品を残し続けるしかないんだ。

とにかくオレはバンドを再びやっていく事に決めた。
2月には解散ライブ以来のワンマンライブがある。
一歩ずつ、自分の音楽をさらに先へと進めていけるようにやるだけだ。
そうだ、一歩ずつだ。

それじゃあ、またな